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被害情報についてA

 

前回に引き続き、東南海地震の被害情報についてのご紹介です。

 

この東南海地震は、その被害を他言することを禁止していました。

それに反する事はスパイ行為に等しいとして、工場で働いていた少女たちに対して当時の教師から他言しないよう指示があったそうです。

 

その中には、自分も死にかけた上に友人が死んでしまったという人もいたそうです。

 

それなのに、国からの情報統制があったことから、さぞ悲しく悔しい思いをしたことでしょう。

 

その当時はとても悲しい時代だったと言えます。

 

しかし、戦時中ということもあり、当時の日本ではこのような統制は当たり前のようにあったようです。

 

今となっては考えられないくらい悲しい事ですね。

 

そこまで被害状況を他言する事を、厳しく細かく住民に通達した日本軍の情報統制は、果たして成功したのでしょうか。

 

この答えは、「いいえ」になります。

 

実際には、世界各国の震度計にて地震は観測されていて記録されていようです。

 

なので、日本が隠そうとした地震ですが、海外では確実に把握されてしまっていたようです。

 

あれだけの巨大地震ですからね。

 

日本以外でも観測されてしまうのは当然でしょう。

 

地震の翌日、アメリカの主要紙では「日本で大地震が発生した」ことが掲載されていました。

 

その中でもニューヨークタイムズは、「地球が6時間にわたり揺れて世界中の観測所が破壊的だ!」と表現しています。

 

このように掲載されていたそうです。

 

また、新聞の中には「日本の中央部で大地震」と見出しを書いたものもあったようです。

 

当然、その後敵にあたるアメリカでは、この地震被害を使った心理戦が実行されます。

 

それを「ドラゴーンキャンペーン作戦」としています。

 

それはどのような作戦かと言うと、宣伝のビラを投下する作戦を実行したそうです。

 

ちなみに、アメリカの偵察写真が残っていて、この東南海地震で発生した津波の被害の資料が残されています。

 

このように、日本軍の情報統制とは裏腹に連合国側は状況把握していたようですね。

 

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