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トラフの調査結果C

 

この船は、地球深部探査船「ちきゅう」による東南海地震の発生地域における掘削、または試料採取活動になりますが、2007年の9月に開始されてから2009年の8月1日に完了しています。

 

例えば、「温度」「孔内圧力」「水圧」「岩盤の透水性」など、色々なものを測定しました。

そして更に、孔内にこの先の為の長期的観測装置を設置したと言われています。

 

このとき、岩石資料を採取して長期観測装置を取り付けたことで、この先分かることがあります。

 

それは、日本列島の下部にフィリピン海プレートが滑り込んでいるような、まさに南海プレートの沈み込み帯において圧力がどのように蓄積されるのかという事です。

 

それが解明できると思われます。

 

今回の南海トラフ調査で解った事があります。

 

それは他の地域でも役に立つことでしょう。

 

例えば、ブリティッシュのコロンビア州からカリフォルニア州の北部まで伸びているカスケード沈み込み帯も、地震が発生しやすい地域と言われています。

 

このようなプレート境界の事を理解するのにも、今回の東南海地震の原因になるプレートを調査したことは良いことで、役立つと思われます。

 

このように地震研究が進み、いつか地震の起こる時を確実に予想できたら良いと思っていました。

 

しかし、別の問題があります。

 

それは地震が発生すると報道したら、パニックになりかねないという事です。

 

と言っても、今お伝えした事は夢のようなことかもしれません。

 

ですが、プレートの動きや地震発生の関係が判明して、人の力によってそれが阻止できるようになれば嬉しい事ですよね。

 

それが何よりも一番だと思います。

 

ですが、自然の驚異には人間も無力です。

 

多くの命を助ける為にも、地震における研究はこれからどんどん進歩して欲しいものですね。

 

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