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東南海地震の詳細A

 

前回に引き続き、東南海地震についてのご紹介です。

 

とある観測所では、地震の強さが通常の観測範囲を超えていたという話をしましたが、震度計の針が振り切れた観測所もあったようですね。

このように、当時の東南海地震というものは、正しい震度や強度を記録しきれていなかったという事になります。

 

<震度分布について>
東海地方より西側では、安政東海地震に類似していますが、駿河湾周辺、または甲府盆地あたりだと、安政東海地震の方がもっと激震だったそうです。

 

離れた北海道でも震度1はあったと言います。

 

実際そのように観測した場所もありました。

 

■震度6
東海地方の御前崎市、津市

 

■震度5
北陸地方の福井市、敦賀市、
甲信地方の甲府市、
東海地方の浜松市、名古屋市、亀山市、尾鷲市、岐阜市
近畿地方の奈良市、彦根市

 

■震度4(関東地方でも)
東京都千代田区、横浜市前橋市、秩父市など

 

■震度4(北陸地方でも)
北陸地方の輪島市、上越市、富山市
甲信地方の富士河口湖町、松本市、飯田市、
東海地方の熱海市、高山市、
近畿地方の宮津市、大阪市、神戸市、京都市、和歌山市
四国地方の徳島市、高松市、松山市、多度津町、高知市、室戸市

 

この地震の影響で東海市の太田川付近では堤が地割れしたそうです。

 

怖いですね。

 

それによって2メートルほど沈下しています。

 

渥美半島でも0.3メートル〜0.4メートル沈下しています。

 

また、浜松東部では0.2メートルの沈下があったと言います。

 

反対に、掛川では0.07メートルの隆起があったと言います。

 

相良港では0.3メートルの隆起が確認されています。

 

更には、御前崎でも0.15メートルの隆起があったそうです。

 

このように、東南海地震は北西側は沈降していて、その反対の南東側は隆起したようです。

 

これは、安政東海地震と同じようですが、東南海地震の地殻変動の幅はその事から小さかったと記録されています。

 

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